2012年12月2日日曜日

日本、あやうし! - 都知事選に見る偏向と差別的報道姿勢

テレビではコメンテーターが、公平・平等な報道になるようにと注意喚起します。

リベラル勢力は、格差是正に最低賃金の値上げと、とテレビで主張します。文科省の大臣さんや自治体の教育委員会は、「いじめのない学校」を目指すと頭を下げます。

2年前の冬は日比谷公園にホームレスやワーキングプアと呼ばれる方々が集い、「年越し派遣村」なんてのも出現して炊き出しの様子など連日、延々年越しで報道しておりました。

しかしですね。
本当の差別とか、 いじめとか不平等というのは 、むしろ、報道されない世界にあります。報道するしないの選択の自由と権限はメディア側にあるわけです。

だからこの部分が是正されない限り、”いじめ”や”差別”をしている張本人が、いくら”いじめ”や”差別”を失くそうと特集組んだところでただの茶番だということです。

石原都政評価、五輪で舌戦=立候補予定4氏が公開討論-都知事選
2012/11/27-22:18 - 時事
公開討論会に臨む東京都知事選の立候補予定者。
(左から)松沢成文氏、猪瀬直樹氏、宇都宮健児氏
笹川堯氏宇都宮健児氏=27日夜、東京都港区

石原慎太郎前知事の辞職に伴う東京都知事選(29日告示、12月16日投開票)に向け、立候補予定の4氏による公開討論会が27日、都内 ...  討論会は東京青年会議所の主催で、猪瀬直樹東京都副知事、宇都宮健児前日弁連会長、笹川堯元科学技術担当相、松沢成文前神奈川県知事の4氏が招かれた。石原都政の評価では、笹川氏が70点、松沢氏が50点、宇都宮氏が10点と...

この記事は全国網のある日本青年会議所主催の公開討論会のものですが、この場に招かれる招かれないかも主催者側のご機嫌次第なのです。有力候補以外に数人、伝統的万年野党の共産党とか社民党の候補を招待して体裁を整えているかのようです。

3年前の衆議院選の江東区ではこの場に幸福実現党の候補者を呼んでいただきました。しかし、お隣の江戸川区ではなし。おそらく当時、まだ新党立ち上げ前で無所属新人扱いだった柿沢未途氏の処遇に困り、ついでの温情で出させていただいたものだと認識しております。

それにしても同じ東京都内でも参加基準にかなりのバラつきが見られました。
候補者の扱いを下の記事でも比較してみてください。



メディア側によって「泡沫候補」とレッテル張りされたものは、候補者としてのその人格と人権さえ、蹂躙されていると云えるのではないでしょうか。

マスコミの報道姿勢が選挙を采配し、二世とか大政党に属する既得権利者が有利な世界。

広く候補者の名前と政策を知ってもらおうにも、日本のような大新聞社や数社のテレビ局によって電波や活字が独占されているので、ますますその横暴さは助長されます。

お金をかけない選挙、コネのない選挙、地盤のない選挙。
これじゃあなかなか優秀な新人は出にくいですね。

ところで「諸派」はいつ「幸福実現党」に格上げされるんでしょうね?

◇ ◇ ◇

トクマ氏(46)幸新 音楽家 尖閣で思いの丈歌い上げる
2012.11.30 - 産経新聞

幸福実現党のトクマ氏は
「東京には潜在的な力がある」と
訴えた=
9月29日午前10時50分ごろ、
東京都千代田区のJR有楽町駅前
>> 東京都庁で行われた出馬会見では、9月に尖閣諸島へ上陸したビデオを流した。
「中国漁船が1千隻も出港したと聞いて、怖くて、行きの船の中では一睡もできなかった」
ライフジャケットを着て海に飛び込み、泳いで上陸後、慰霊碑の周りを掃除し、ギター代わりに持っていったほうきで自作の歌をシャウトした映像を見せた。

その理由について、2年前、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、政府が逮捕した船長を処分保留で釈放したのを聞いて、「ライブのリハーサルだったが声が出なくなった」。その時、自分が日本を好きなんだと再認識したからだという。

自分の国を守るという意識を都民から変えたいと語気を強めた。
大学卒業後、自動車メーカーに入社するも半年で退社し、中学時代から始めた音楽活動に専念。平成8年にデビューした。
一方、18年にはオーガニックコットンやアルパカの洋服などを輸入・販売するアパレル関係の会社を設立。ネットや通販テレビで販売して「好評だ」という、実業家の一面も持つ。<<

◇ ◇ ◇

都知事選挙が告示 新人9人が立候補
2012年11月29日 TOKYO MX ニュース

>> 石原慎太郎氏の辞職に伴う都知事選挙がきょう告示され、9人の新人が立候補を届け出ました。
 立候補を届け出たのは届け出順に、諸派で団体役員のマック赤坂氏、諸派で歌手のトクマ氏、無所属で元神奈川県知事の松沢成文氏、諸派で元衆議院議員の笹川尭氏、無所属で元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏、無所属で前副知事の猪瀬直樹氏、無所属で発明家の中松義郎氏、無所属で元外交官の吉田重信氏、無所属で会社経営の五十嵐政一氏です。
 今回の都知事選挙は13年余り続いた石原都政に対する評価に加え、原子力発電などのエネルギー問題や新銀行東京の経営問題などが争点です。石原氏から後継に指名された猪瀬氏に対し宇都宮氏らが挑む構図で、来月の衆院選を見据えた各党の動きも注目されます。公明党、日本維新の会は猪瀬氏を支持し、自民党も支援します。日本未来の党、共産党、社民党は宇都宮氏を支持しています。民主党は自主投票となりました。東京都知事選挙は衆院選と同じ来月16日に投開票されます。

■東京都知事選挙 立候補者(届け出順・敬称略)
マック赤坂(64,諸・新)
トクマ(46,諸・新)
松沢成文(54,無・新)
笹川尭(77,諸・新)
宇都宮健児(66,無・新)
猪瀬直樹(66,無・新)
中松義郎(84,無・新)
吉田重信(76,無・新)
五十嵐政一(81,無・新)<<

◇ ◇ ◇

◎  9新人の争いに=東京都知事選告示
2012/11/29-17:32 - 時事,WSJ

>> 石原慎太郎前知事(80)の辞職に伴う東京都知事選が29日告示され、午後5時に立候補の届け出を締め切った結果、新人9人による争いが確定した。13年半にわたる「石原都政」の継承か転換かが最大の焦点。投開票日は衆院選と同じ12月16日で、初のダブル選となる。
立候補したのは届け出順に、諸派で政治団体代表のマック赤坂氏(64)、諸派でミュージシャンのトクマ氏(46)、無所属の松沢成文前神奈川県知事(54)、諸派の笹川堯元科学技術担当相(77)、無所属の宇都宮健児前日弁連会長(66)=未来、共産、社民支持=、無所属の猪瀬直樹前都副知事(66)=公明、維新支持=、無所属で発明家の自民党は、石原氏が後継指名した猪瀬氏を支援する。また、「卒原発」を掲げる嘉田由紀子滋賀県知事(62)が代表を務める「日本未来の党」が宇都宮氏支持に回り、脱原発勢力の結集を狙う第三極の動きが都知事選にも波及した形となっている。民主党は候補擁立を断念し、自主投票で臨む。<<
◇ ◇ ◇

石原都政 継承か刷新か論戦 都知事選29日告示
2012年11月28日7時8分 - 朝日

>> 石原慎太郎・前東京都知事の辞職による都知事選が29日、告示される。13年半続いた石原都政の継承か刷新かが大きな焦点で、来月16日に投開票される。27日、都内で公開討論会があり、主要な立候補予定者が論戦を繰り広げた。

都知事選には、前神奈川県知事の松沢成文氏(54)、日本弁護士連合会前会長の宇都宮健児氏(65)、元衆院議員の笹川尭氏(77)、発明家の中松義郎氏(84)、都副知事の猪瀬直樹氏(66)らが立候補の意向を表明している。

討論会は東京青年会議所が主催。松沢氏、宇都宮氏、笹川氏、猪瀬氏の4人が出席した。石原都政の評価をめぐり、賛否が割れた <<

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