2012年12月1日土曜日

日本、あやうし! - 日本破壊に導く幸福なき党首討論

原発 推進!幸福実現党
11月29日、30日と立て続けに公開党首討論がありました。

特に29日のニコニコ動画「ネット党首討論」は、来場者数140万越えというかなりの賑わいで盛り上がったようで、新時代のメディアのあり方として、旧メディアでもこぞって紹介しておりました。

各党勢揃いということでしたが、幸福実現党はずっとマスコミから「いじめの総攻撃」を喰らっているので、モチロン、及びがかかりません。(笑)

選挙で闘うのに、知名度や露出のなさは致命的ですからね。幸福実現党は、まずはこの第四権力ともいわれる独占的な既成マスコミ体制の壁を突破することが、最大難問なのかもしれません。

画像 * 30日 日本記者クラブ 党首討論会
それにしてもマスコミ陣の罪は重いです。

3年前、タレント・コメンテーター総出のメディア主導で、とんでもない" 化ケモン政権 "を誕生させてしまったことへの反省も全くなし。今度ももし万が一、自民に過半数を取らせたくないとの意向が働きすぎて報道の采配を間違ってしまったなら、とんでもない恐ろしい未来が日本に待ち受けていると、断言しておきます。


ところで討論会では登場人物が多すぎたせいか、決められた時間枠もあってか、各党間の突っ込みが浅くなり、期待した割には拍子抜けした内容でした。

共産党や社民党は相変わらず、ベルリンの壁崩壊前の時代の中でフリーズしてるし、みんなの党も新鮮味が失われ、都会的なスタイリッシュさが逆に仇となり存在感に薄味を感じました。

衆目は俄然、野田 vs 安倍対決へと集まるのですが、そこに殴り込みをかけるかのような暴走老人こと石原慎太郎氏@維新はさすが。しかし、老人故のせっかちさ加減が空回りしている感もあり、やはり好き嫌いがくっきり出そうですネ。

もし、あの場に幸福実現党の「ついき 秀学 党首」がいたならばきっと、余りもの我が党の政策のスケールのでかさと異彩ぶりに、視聴者のみならず全党、完全に言葉を失うでしょう!〜と想像してみるのです、いやはや、残念でもあり悔しい限りです。
ネット党首討論要旨 野田首相VS安倍総裁
2012.11.30 - 産経
民・自は対決鮮明、維新に曖昧さ…政策出そろう
2012.11.30 - 読売
党首討論会:賛同に「8888」 動画140万人超が視聴
2012年11月30日 - 毎日
民自党首、ネット番組で対決 討論会は消化不良
2012/11/29 - 日経
TPPで貿易拡大―首相 安倍氏慎重、ネット番組
2012年11月29日 - 東京
ニコ動で党首討論、互いに激しく牽制 10党が参加
2012年11月30日1時14分
以下にこれらの新聞社各社が記事欄で扱った写真並べてみました。

こうやって見ると面白いです。
各社、公平を装いながらも、役割分担もあるのでしょうか、暗にどの党やどの政策を支持しているのか透けてみえるようです。

画像 *産経新聞より
背景の書き込みが... (笑)産経の本音が見えますネ


画像 * 読売新聞
うしろの「みんなの党」の渡辺氏
画像 * 毎日新聞
毎日は「公明党」の山口氏はやはりはずせないようだ
画像 * 朝日新聞
突如登場した「日本未来」の嘉田女史をフューチャー
画像 *東京新聞
ロングで全員集合.一番、公平な撮り方です
画像 * 日経新聞
やはり、金融政策やTPPが関心か
また今回、俄かに注目を集めたのが、直前に立党した「日本ミイラ ... 」ではなく、小沢新党のこの方。「卒原発」の旗印の下に左巻き勢力全員集合ってわけですが、「維新」の押しとアクの強い男性色とは対照的な、穏やかなソフトなイメージを前面に出しています。
画像 *滋賀県
嘉田由紀子知事

しかし、選挙を面白くするために対立軸を設けるってのは理解できますがね、この党の公約を見てみると、まるで「詐欺フェスト」で政権を奪い取った鳩山民主党の甦る亡霊そのものではありませんか!

3年前の選挙と同じく、これまた権力のためには手段を選ばずでは、絶対、だまされるわけにはいきません。それをはやしたて報道するマスコミも許すわけにはいきません。

何度も強調しますが原発問題は、日本の国防と経済という、国家の二大両輪に関わる最重要課題であるエネルギー戦略に関わるものです。それこそ、国民の命と暮らしと国家の主権にまで通ずるのです。

原発に代わる代替エネルギーの確保と合理的なコストと電力の安定供給の保証。 更に廃炉までの工程や予算、廃棄物の再処理などを考慮すると、文明の発展度合いに応じた自然体の原発依存の減少はあるにしても、○十年とかいついつまでにとか、時間を区切った脱原発依存も卒原発も、絶対ありえるわけがないのです。

この事実をしっかり有権者が受け止めねばなりません。

さてでは原発に関しての各党の姿勢はどうかというと、慎重ながらも原発維持の「安倍自民」と「石原維新」以外は、全て反対の立場を取っているので呆れるばかりです。
また、野田民主は、次はないと踏んだのか、今回ばかりと対決色を脚色するためなのか、「脱原発依存」を『2030年代ゼロ』と期間限定し、全くもって責任逃れ。

ポピュリズムに走り脱原発依存を掲げる党は、それ自体、嘘つきでいい加減な無責任政党だということです。

【原発問題】
 嘉田氏 :
原発から卒業するためのカリキュラムを準備して、10年後を目指して卒業していく」
安倍氏 :
「自民党も安全神話の中にあったのは深刻に反省している。なぜ事故が起きたのか徹底的に調査すべきだ。原子力規制委員会で判断し、3年以内に動かすかどうか全て決めていく。集中的に代替エネルギーに投資をしていく」
野田首相 :
「新規に稼働させるかどうかは安全性の基準、チェックが必要。規制委員会の判断がある。『2030年代ゼロ』をブレずに目指していく。柔軟に核燃料サイクルの問題なども含めて見直しながら着実に前に進めていく」

日本未来の党:設立を届け出 前衆院議員ら73人参加
2012.11.28 :  毎日新聞 
◎【衆院選・政策チェック】嘉田知事の「日本未来の党」では、日本に未来はない。「卒原発」で日本が壊れる
2012.11.30 - リバティウエブ - 有料記事
言葉躍る「脱原発」自民など異議 TPP争点化で首相“自爆”
2012.11.30 - 産経

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