2012年12月3日月曜日

日本、あやうし! - 「日本の未来」に透けて見えるあの亡霊

未来、事実上の「小沢体制」で選挙戦へ / 執行部の5人が旧生活
2012/12/3 0:57  - 日経

嘉田由紀子滋賀県知事が結成した新党「日本未来の党」は2日、都内のホテルで衆院選公約と公認候補を発表した。先月28日の結党からわずか4日、公示まで2日しかない状況でつくった急ごしらえの選挙態勢は盤石とは言い難い。準備不足が指摘されるなか、選挙戦は小沢一郎氏が事実上、取り仕切ることになりそうだ。
衆院選公約を発表する日本未来の党の嘉田代表(右)(2日、東京都千代田区)
2日に発表した公約のパンフレットやテレビ用CMでは、嘉田代表を前面に出して「嘉田新党」をアピール ... 続きを読む >>

読めば読む程、首をかしげたくなるのが「日本未来の党」の政策です。
「日本未来の党」政策要綱

画像 :こちらからお借りしました
野田民主が「表民主党」なら
未来の党は、「裏民主党」なのか?

財源なきバラマキに、踊る卒原発、具体性なき経済政策、そして女性、子供、老人、地域など耳障りのいい言葉の羅列して強調 ... 。

ああ、これなんか見覚えあると思ったら、「国民の生活が第一」がそのまま「卒原発」の3文字に変わっただけの、3年前の民主党の「詐欺フェスト」そのものではありませんか!

まあ下書きが元民主党員だというから当然と云えば当然なのですが、。

3年前、政権交代後1年間の民主党は、小沢 - 鳩山 - 菅の「トロイカ3頭体制」にすべて象徴されていました。

鳩山氏の「友愛」は、女性、子供、老人と社会的弱者への個々へのアウトリーチ。そこに新たな地域社会の構築はあっても、健全な家族の姿はありませんでした。

これによって有権者を餌付けし、市民運動家が体質の菅直人的なものが、首相になっても反組織、反中央集権、反国家権力指向で旧来の国家の組織破壊へ向います。
そして小沢氏はご想像通り、金庫を握ることによってその2辺の上に君臨する独裁へと。



これが傍目にもナチスのファシズムと重なり、連日戦慄を覚えながら国会中継を観ておりました。ご存知の通り、日本の政治家総勢600名にも昇る中国詣でに、当時まだ中国副主席であった習近平氏の天皇陛下への無理矢理謁見のセッティング ... 。

民主党のマニフェストが実は国民を釣るための擬似餌であり、喰いついたが最後、檻に幽閉。騙されたと分かった時点ではすべて手遅れ、 国民の信を得た政権ということでやり放題ーだったというわけですね。

運良くトロイカ体制に亀裂が生じた辺りの、最悪なタイミングであの大震災と原発事故が起こり、ズタボロになった日本がやっと今回、起死回生のチャンスが回ってきたわけです。

さて一方、当の党首こと嘉田由起子女史はどうかというと、「市民の党」からの支援や大津市立皇子山中学校の事件を隠蔽と、どうも真っ白なようでもなさそうです。

 2012/11/30
「未来の党」嘉田由紀子の正体・テロ組織『市民の党』から選挙支援を受けて滋賀県知事に当選・大津市立皇子山中学校2年生が自宅マンションから転落した事件を隠蔽・卒原発すれば電気料金2倍以上で健康にも悪影響 -

しかし「市民の党」と云えば、 なんだか北朝鮮の影がちらついてしまいますね。

市民の党“機関紙” 菅首相、30年前から寄稿 よど号犯やポル・ポト派幹部も
2011.7.17 22:09 - 産経
菅直人首相の資金管理団体が、日本人拉致事件容疑者の長男(28)が所属する政治団体「市民の党」(酒井剛代表)から派生した政治団体に計6250万円の政治献金をした問題をめぐり、菅首相が約30年前から、市民の党の“機関紙”に寄稿したりインタビューに応じたりしていたことが17日、産経新聞の調べで分かった。同紙には長男の父親であるよど号ハイジャック犯の故田宮高麿元リーダーが、北朝鮮から寄せたメッセージも掲載。市民の党側が、菅首相や拉致容疑者側と長年近い関係だったことが...

そして、今ではほされてしまった民主党の重鎮ら旧トロイカの小沢、鳩、菅直人のお三方すべてが諸手を挙げて『反・脱原発』支持なのですから、これはもうサガとしか言いようがありません。

つまり、日本の国家破壊が使命なんですかー?

ポピュリズムはファシズムの手段 : 政権奪取のためにはどんな餌でも盛ります!

幸福実現党の加藤文康さんも、小沢新党である「日本未来の党」のあやうさを
指摘されていますので以下にご紹介いたします。

究極のポピュリズム

2012.12.01
加藤文康ブログより転載//

数え切れない政党が乱立する厳しい総選挙になりましたが、新たに「日本未来の党」(代表・嘉田由紀子滋賀県知事)が参戦です。

それにしても、この政党の選挙公約となる「政策要綱案」には、何とも空恐ろしいものを感じます。
「卒原発」と甘い言葉で有権者の心理をくすぐって、この日本から原発の火を消そうとするだけでなく、東京電力を破綻処理して国による直轄管理を目指しています

さらに、中学卒業までの子供に一人当たり年31万円を支給したり、農林漁業従事者への個別所得補填を推進するなど、そこには、完全に破綻したはずの民主党のマニフェストをそっくり引き継いだバラマキ政策が続きます。

御当人たちは場当たりの人気取りというか、選挙対策で訴えているだけかもしれませんが、ここに究極のポピュリズムがあります。
仮に万一、こうした政策をホンネで訴えているのであれば、恐るべき国家社会主義政党の出現といえます。

こんな政党でも一定の支持を取りつけそうなところに、現代の選挙型民主制の危うさを感じます。また、小沢一郎氏のしたたかさも感じてなりません。

「財源をきっちりしないと、私達と同じ失敗を繰り返す」とは、民主党の安住淳幹事長代行のコメントですが、
「政党の正体をきっちり見極めないと、2009年と同じ失敗を繰り返す」と、強く訴えたいと ... >>

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