2012年3月8日木曜日

映画「サッチャー」は、現代の日本へのメッセージか

リバティウエブより転載
2012.03.07




映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」が、3月16日から日本で公開される。


 「英国病」と呼ばれた「行きすぎた社会保障制度や基幹産業の国有化等により、国民の勤労意欲が低下し、経済と社会の停滞を招いた」状態に対し、「国有企業の民営化や規制緩和、所得税等の大幅な税率の引き下げという『新自由主義政策』を実施し、英国経済を立て直した救世主」と言われている女性の伝記映画である。

 驚くのは、遠い異国の物語のようでありながら、これから日本が向かおうとしている状況が、当時の英国と極めて近い、と再認識させられることだ。基幹産業である東電の国有化、「税と社会保障の一体化」という名の下の大幅増税……。>> 続きを読む

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